不登校の渦中では、お子さんとそのご家族にとって、人生最大の苦悶の状態にいるかもしれません。
子どもは、「自分が学校に行きさえすれば…」という思いで自分の心を無理矢理押し殺してしまう訳ですから、その反発でうつや攻撃性は高くなってしまいます。
親にとっては、それまで当たり前に維持してきた価値観が崩壊する訳ですから、直視するのを防ぐために、無理矢理学校に行かせたり(子どもは大号泣)、子どもを無視してしまうこともあるかもしれません。
それは、人生の難関に突入した人が当たり前にしてしまう反応だと思います。
でも、どんな状態でも、必ず扉が開く時が来ます。
子どもの今の状態は、いわば学校というコース料理を提供されたままには食べきれなかったということであり、従って自分に最適な料理を自分で考えていく必要があるかと思います。これは、自己分析と、それに基づく自己表現をしていく力が必要となってくるかと思います。
つまり、解決するまでにも段階(プロセス)が必要になるということです。従って、今現状苦しみの渦中にいるなら、それもまたプロセスの一段階であり、次にはさらに最適化して、より自由で、より開かれた段階が待っているということです。そのためには、そこの現状を打破する力が必要となってきます。
でも、苦しみの渦中にいる人はそこまで気力も残ってないし、毎日やり切る事で一杯一杯なんだよ!っていう状態なんじゃないかなと。だからこのブログ読んだら、なるほどそっか!そう考えたら良いのか!と思えるような一翼を担えれば良いなと。
試行錯誤でも自分にできる事を。
苦しみの渦中にいるお子さんと親御さんが、少しでも未来への希望の道が開かれると幸いです。